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製薬会社のMR業務の紹介と転職のメリット

MRとは製薬会社における営業職です。一般的な営業食とは異なり、商談そのものはほとんど行いません。自社の医療用医薬品の情報を担当病院の関係者に伝えることと自社の製品の副作用情報を収集することが主な仕事になっています。そのため、Medical Representative 医薬情報担当者と呼ばれます。2012年4月からMRと医療関係者との「接待」関連行為が一切禁止となっています。

 

高い倫理観と自社製品に関する分野に対して深い知識が必要となります。時には、特殊な症例においては他社の製品を勧めることもあります。日本ではまだまだですが、欧米では「薬物治療のパートナー」として医療チームの一員と認識されています。

 

市販直後調査

普段は、医師、薬剤師、検査技師などと最新の医学情報に関して離したり、雑談したりすることになりますが、新薬が発売されたときには急に忙しくなります。

 

新薬が発売されると、治験の患者以上に色々な患者に薬剤が投与されることから、治験では発見されなかった副作用が発見さえることがあります。薬剤が当該病院に納入されると最初の2か月間はおおむね2週間以内に1日、その後は1か月以内に1回情報を集める必要があります。

 

市販直後医師権になる薬剤はすべての薬剤ではありませんが、比較的副作用の発生率が高いことが予想される薬剤です。

 

全数調査

市販直後調査よりも厳しいのが全数調査です。制癌剤の様にあらかじめ副作用の発生が予想される薬剤だけではありません。海外からの導入品で日本人の治験例数が比較的少ない薬剤もその対象になります。その場合には、症例の登録、中止の有無、副作用の有無などのケースカード記載を医師に依頼する必要があります。

 

正社員のMR.と派遣社員のMR

上記の様にMRには必要な人数に波があります。そのため、比較的小規模な会社では新薬発売時には派遣社員のMRを採用する場合があります。他の職種とはことなり、派遣会社のMRは特定分野に強いMRを採用しているところが多く、正社員よりも給与が高い場合があります。

 

講演会の実施

人脈がないとなかなか会えない教授クラスの先生は存在します。そのような先生とコネクションをとるために講演会を企画・実施することもMRの仕事の一つです。前座として現在のその分野の治療に関する講演を、自社製品の紹介を兼ねて行うことがあります。しかし、自社製品だけでなく、他社製品との比較を行う必要があります。自社製品のメリットのみを述べるのではなく、どういった理由で自社製品を使うか、こういった場合には他社製品を使った場合があるなどを説明すると信用が高くなります。

 

理解しておきたい取引の方法

医療用医薬品製造販売業公正取引協議会が出している自主規制には常に目を通しておく必要があります。

MRの活動には不当景品類及び不当表示防止法に基づく自主規制が設けられており、自主規制といえども違反すると法的に罰せられます。最近では高血圧の薬の効果を虚偽のでーたで作成したことにより、不当表示防止法に問われ、裁判が続いています。

 

MR試験

MRになるためには資格が必要となります。MR試験には製薬企業またはMR派遣会社で修了認定するか、センターの教育研修施設で基礎教育300時間を受講し、修了認定することで受験資格が得られます。つまり、何も勉強しないMRとして会社に葉入社すると300時間の勉強時間が必要となります。これは薬剤師であっても免除されることはありません。

 

受験資格を得た場合は、毎年行われるMR.試験に合格し、さらに継続教育を受ける必要があります。継続契約を受けている確認としてMR.資格は5年ごとに更新をする必要があります。

 

MRの待遇とやりがい

MR.の待遇は人材不足もあって比較的高いものになっています。常に勉強も必要ですが30代で1000万円を超得ることはまれではありません。

やりがいとしては自社製品で患者の病気が治ることだけではなく、他社製品を勧めて医者から「医薬品のエキスパート」として認められることです。薬品そのものの知識は薬剤師にはかないませんが、ある特定分野の病理、治療法、薬剤治療法については薬剤師を上回るMRもたくさんいます。

 

MRとCRA

CRAとは治験に関わる仕事をする人です。しかし、病院での治験の手続き等は、病院の訪問回数が全く異なるので、MRの方が強い場合もあります。また、ある先生のアポイントはいつ頃取りやすいかはMR.の方が知っています。また、教授などなかなか会えない先生でもCRAが治験の話でくるときには比較的時間をとってくれます。そのような時には同行して顔つなぎすることも必要です。

 

スーパーMR.

ある分野に傑出したMRをスーパーMR.と呼ぶ会社もあります。職能MRとも呼びます。ある分野、特に副作用情報をきちんと収集する制癌剤等を担当するMRです。

この場合の待遇は普通のMRの3割増しになりますが、会社によっては全国を回る必要があり、さらに最新の文献を読み込みドクターと対等に話ができる必要があります。


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